ベースを始めるのに必要なもの。予算はいくらくらいみておけばいい?

ベース始めるのに必要なもの ベースの選び方

ベースを始めるためには、楽器以外の物も必要になってきます。

いろいろ揃えるとなると それなりに費用もかかってくるので、最低限いくらくらい予算を見ておけばいいのか、事前に知っておくと安心ですよね。

また、初心者セットを買った方がいいのか、それとも一つずつ自分で吟味ぎんみして選ぶべきなのか、ってのも迷うところじゃないでしょうか。

というわけで今回は、

  • ベース始めるのに最低限必要なもの
  • 予算的にはいくらくらい?
  • 初心者セットってどうなの?

といった疑問についてお答えしようと思います。

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ベースを始めるのに必要なものって何?

ベース初心者さんは最低限これを用意しよう

ベース本体

これがなくちゃ話になりません。
中古でも全然問題はないですし、同じ値段なら中古の方がいい物が買えます。

ただ、初心者のうちはモノの良し悪しが判断出来ないと思いますし、変なクセがついてるものよりも新品を購入するほうが保証もついてるので安心です。

ベースアンプ

エレキベースは電気で音を増幅させる楽器。本体の生音のみでは練習にならないのでアンプが必要です。

家で大きな音を出せない、ヘッドフォンじゃなきゃ無理って場合はベースの練習機などでも代用可能。ボクも自宅ではもっぱら練習機使用派。

練習機は音源取り込めたり再生速度を変えられたりと なにかと便利なんですが、2~3万円くらいはするので、ベースの音を聴くだけなら小さいアンプやヘッドフォンアンプのほうが安くついたりします。

シールド

ベースとアンプなどをつなぐケーブル。ベースを買うとオマケでつけてくれることもあります。

って言うか、ぜひお願いしてつけてもらいましょう(笑)

チューナー

楽器をチューニングするために必要。種類がいろいろありすぎてよーわからんって場合は「ベース用クロマチックチューナー」というのを選んでおけばOK。

クリップ式も便利だけど、コツが必要なのもあるので最初はあまりおすすめしません。

ケース(ソフトケース・ギグバッグ)

持ち運びする際に必要。自宅保管するときもできれば毎回ケースにしまったほうがホコリが付きません。新品のベースには大抵付属してます。

高級なベースだとギグバッグやソフトケースじゃなくハードケースがついてくる事があって、これだと持ち運びにはあまり向いてません。

ストラップ

ベースを肩からかけるためのベルト。立って弾く場合に必要ですが、座って弾くときもストラップをしたほうが安定します。

ベースの形状によってはストラップ無しだと太ももからずり落ちてくるのでぜひ買いましょう。

出来ればあったほうがいいもの

ヘッドホン

アンプの音をモニターするときに必要。夜弾くときとか隣近所に気を遣う場合に便利。

iPhoneとかのイヤホンでも代用できなくはないけど、ミニプラグから標準プラグに変換しないとアンプに差せません。

ピック

ベースの弦を弾くためのもの。主にプラスチックやセルロイド製。形は三角形だったり しずく型だったりで厚みなんかもいろいろあるけど、全くのお好みで選んじゃってOK。

ちなみに指弾きやスラップしかしないって人には不要。

スタンド

ベースを置く時にあったら便利。壁に立てかけるだけじゃ転倒の恐れがありますからね。

予備弦

ベースの弦って滅多に切れる事はないけど、万が一切れたときに替えの弦がないと練習ができません。

いずれは古くなって交換する時が来るので、1セット備えておくと安心。

これからベースを始める場合 予算はいくらくらいみておけばいい?

最低限って考えると、大体3万円くらいの予算はみておいたほうがいいです。
言い方を換えると「3万あればベースを始められる」ってこと。

内訳としては、

ベース/約15,000円~
アンプ/約5,000円~
シールド/約500円~
チューナー/約500円~
ケース/3,000円~(ベースに付属してたら0円)
ストラップ/約1000円~

ざっと25,000円くらい。

これに「できればあったほうがいいもの」を加えると、

ヘッドホン/約2,000円~
ピック/約50円~
スタンド/約500円~
予備弦/約500円~

プラス3,000円ってとこですね。

トータルすると全部で約28,000円、諸費税含めると大体3万円程かかる計算。

ただし、これはあくまで最低ラインの値段のもので揃えた場合。
実際にいろいろ見比べていくと

「これ買うんだったら もう少しお金出してコッチにしたほうがいいよな」

ってのは出てくるかもしれないですね。

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よくあるベース初心者セット(入門セット)はダメなの?

「初心者セット」や「入門セット」というのがありますよね。

値段的にもかなり安くおさえられてます。よくこんな価格でそろえられるよなーって感心するくらい。

何しろ先ほど紹介した「最低限必要な物+α」が全てそろって、安いもののだと2万5千円くらいで買えちゃう。
大量仕入れによるコストダウンなど、企業努力の賜物なんでしょうね。

お手軽すぎて「本当にそういうの買っちゃって大丈夫かな?」って心配になったり、「初心者セットなんてダメダメ」なんて話を聞くと「やっぱりそうかぁ…」ってなるかもしれないけど、全然ダメじゃないとボクは思います。

もちろん、最初から高い楽器が買えるならそれに越した事はないんですが、「高いのは買えないし でも安いのだとバカにされるから もうやめとこう」ってなるのが一番残念。

あと、最初の頃って、アンプやチューナーひとつとってみても どれを選べばいいのか迷うはずで、そこにあんまり時間と労力を使っちゃうと熱が冷めるって事もありますしね。

さっさとセットでも何でも買って少しでも早く始めるってのは ある意味正解。

なので、

  • 何を買ったらいいのかわからない
  • まずは手っ取り早く始めてみたい
  • とにかくできるだけ安く揃えたい

って人にとって入門セットはうってつけ。

使ってるうちに好みもはっきりしてくるし、上達するにつれ きっと物足りない部分や不満な点とかが出てくるはず。
そうなったときにまた買い直すというのも一つの考え方。

初心者セット(入門セット)にもいろいろある

一口に初心者セット(入門セット)って言っても、値段が2万円台のものあれば10万円以上するのまで色々。

一体何が違うのか?

違うのは主にベース本体。

メーカーが違ったり、同じメーカーでもグレードによって値段が変わってきます。
プレベやジャズベなど、タイプによる値段の差はほとんどありません。

ベース以外の付属品関係は大体どれも似たりよったり。商品点数やそれぞれのグレードなど多少の違いはありますが、大抵は最安値に近いものの組み合わせなので、それほど差はありません。

たとえば5万円のセットなら、ベース4万円とその他付属品が1万円といったかんじ。

先ほども触れましたが、ベースのケースに関しては、セットじゃなくてもベースを買うと大抵付いてきます。

あと、初心者セットなんてどれも同じ、と思ったら大間違い。
同じ価格帯でも良い初心者セットと良くない初心者セットがあるので、そこは少し注意してほしいところです。
(セット内容というよりベースの違いですけどね。)

ベースを始めるのに必要な物:まとめ

今回は初心者の方がベースを始めるのに必要なものや大体の予算についてご紹介してきました。
以下まとめておきます。

必要な物

  • ベース
  • アンプ
  • シールド
  • チューナー
  • ケース
  • ストラップ

できればあったほうがいいもの

  • ヘッドフォン
  • ピック
  • スタンド
  • 予備弦ピック

締めてざっと3万円〜。

繰り返しになりますが、これはあくまで最低ラインでそろえた場合。予算がゆるす範囲でグレードアップした方がいいのは言うまでもありません。

楽器の値段については人それぞれ考えがあって 何が正解ってのはないと思うんですが、ボクが伝えたかったのは

「最低このくらいの予算から始められるよ」
「だからもっと気軽にベースを楽しもうよ」

ってこと。

ぜひ気に入るのを見つけて、ベースライフをエンジョイしてくださいね。

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