ベースアンプの選び方!購入する際の注意点とチェックすべきポイント

ベースアンプの選び方 ベースのアクセサリー関連

ベースを買ったら次に欲しくなるのがベースアンプ。

でもイザ買おうとしても、何を基準に選べばいのかよくわからないって方も多いはず。

  • どんなサイズのがいいの?
  • どのくらいのワット数があればいいの?
  • どんな種類があるの?

などなど。

というわけで今回は、ベースアンプの選び方についてアドバイスしてみたいと思います。

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ベースアンプの選び方

ベースアンプを選ぶにあたり、まずは どういった使い方をしたいのかをはっきりさせておきたいですね。

自宅練習用なのか、ライブでも使いたいのか。

それによって選び方も違ってきますし、用途に合ったものじゃないと結局使いづらかったり邪魔になったりってことになりかねません。

使う用途をはっきりさせた上で細かいポイントをチェックする、という流れで進めていきましょう。

ベースアンプを自宅練習用として使う場合

自宅での練習用として使うだけなら、ぶっちゃけ10Wでも十分。値段も安いですしね。

そんなに部屋でバカでかい音出すこともないと思うんで、音量的には特に問題ないです。

重さ的にも軽いし、大きさもコンパクトなので「ちょっと友達の家に持っていって音出し」なんてことも可能。
自転車の荷台に縛りつけたり、なんならリュックに入れて背負うこともできます。

ただ、10Wのものをフルボリュームにするのと100Wのものを目盛り1にするのとでは、音の大きさは同じでも音質や音圧が全然違います。

10Wだと「無理してる感」があるけど100Wだと「余裕シャクシャク」って感じ。

なので「家でもいい音を出したい!」って場合はもう少し大きなW数ものを検討してみてもいいかなと思います。

本体のサイズと出力の大きさは必ずしも比例しないんで、買う前にスペックをよく確かめるようにしてくださいね。

ベースアンプをライブ用として使う

ライブハウスで演奏するときは、備え付けのベースアンプがあるから基本的に持ち込みは不要。

自分のベースアンプが必要なケースって、

  • 路上ライブ
  • パーティーイベント
  • 学園祭
  • 小さなライブバー

などなど。

あと、ジャズフェスとかも場所によってはアンプ持ち込みが条件だったりします。

ライブで使用する場合、アコースティック系の小編成バンドだったら音量的には50Wあれば大丈夫。ただ、ドラムが入る場合だと50Wじゃ余裕無くてしんどい。

個人的には200Wくらいが一番扱いやすいかなと思います。

最近のコンボアンプは高出力のわりにコンパクトなのが多いから、クルマにも余裕で積めるし カートにくくり付ければ徒歩移動も出来る。

大抵のライブなら問題ないし、モニターアンプとしても使えるんで重宝します。

逆にこれ以上デカくなると持ち運びが大変になってくるし、普段自宅に保管しておくのも場所を取ります。

繰り返しになりますが、最近は小型でもパワフルなのが多いんで 、無理して大きなサイズのものを選ぶ必要は無いかなと思います。

ベースアンプが無くても練習は出来る

自宅で練習するだけなら、必ずしもベースアンプは必要ないです。

市販の練習機にベースをつないでヘッドフォンで聴けば十分。

っていうか音源取り込んだりスピード調整できたりするので、そっちの方が練習には向いてます。

練習機以外でも、ヘッドフォンアンプや、パソコンやスマホと連動できるオーディオインターフェイスなんてのもあります。

ほら、音楽聴くのだって昔はオーディオセットやラジカセ(古;)だったりしたけど、今はスマホで直接聴いたり、PCに取り込んだ音源をブルートゥースでスピーカーで鳴らしたりが主流になってるでしょ。

それと同じで楽器の練習環境も進化してるんです。味気ないっちゃあそれまでだけど、便利になってるのは間違いないです。

じゃあ練習用にベースアンプは必要無いのっかていうと、まあそれは好きずきだし環境にもよりけり。

実際 大きい音をだしてブンブン弾くのって気持ちいいですし、弾いてて楽しいと練習のモチベーションアップにもつながります。
大きな音を出したくないときはボリュームを絞るかヘッドフォンをすればいいので。

それに練習機やオーディオインターフェイスって意外と値段が高いんですよ。なので、「とりあえず音がでればいい」なら小さいベースアンプの方が安くつきます。

結局何が言いたいのかって言うと、ベースアンプ以外にも選択肢はいろいろあるよってこと。

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ベースアンプ購入の際のチェックポイント

ワット数(出力)をチェックする

・自宅専用なら10~20W

自宅専用と考えれば10~20Wくらいあれば十分。
もちろんもっと大きくてもいいんですが、オーバースペックすぎてもあまり意味が無いので。

・セッションもしたいなら30〜50W

ちょっと友達の家に集まって練習とか、学生の方なら学校の教室でプチセッション、なんて場合は、そこそこパワーもあって比較的持ち運びもしやすい50Wくらいがお手頃。

・ライブでも使いたいなら150〜200W

ライブ等で使う前提なら200Wくらいがおすすめ。これくらいあれば大抵の状況はカバー出来ます。
実際にフルボリュームにすることは無いと思うけど、大きい方が余裕があるのは確か。

とは言え、リハスタとかにあるようなバカでっかいの買っちゃうと ちょっと移動させるだけでも大変だし、ましてや持ち出すなんて至難の業。後悔する可能性大です。

入力端子をチェックする

練習の時、CDプレーヤーやスマホなどをの曲に合わせてベースを弾きたいですよね。
そんなときアンプの「INPUT」以外に もう一つ差し込み口があればそういった使い方が可能。

「INPUT×2つ」でもいいし「INPUT+AUX IN」でもOK。とにかく入力端子が2つ以上あると便利です。

ヘッドホンアウトがある

夜間練習やトナリの部屋に気を遣いたくない時、ヘッドホン出力端子(PHONE)があると便利。
っていうか必須。

ほとんどのベースアンプには付いてると思いますが、念のために必ずチェックしておきましょう。

ヘッドホンでも聴いてみる

お店で買う場合は、実際にヘッドホンを繋いで聴いてみたほうがいいです。

アンプのスピーカーからだと良い音が出るのにヘッドホンだとイマイチってこともあるし、逆のパターンもあります。できればマイヘッドホン持参がベター。

お店で買うときは自分のベースを持っていく

ベースアンプって、メーカーによってかなり個性に違いがあります。また 同じメーカーでもラインナップによって全然音のキャラクターが違うって事もしょっちゅう。

「大きい=良い音」では全然ないし、さらにベースとベーアンの相性ってのもあります。

「試奏したい」って言えば店頭に並んでるベースで弾かせてくれると思うけど、できるだけ自分のベースを持ち込んで試してみる事をおすすめします。

「自宅練習で使うだけなんで、それほど音質を気にしなくても」と思うかもしれないですけど、弾いてるときの音がいいと練習してても楽しいですし、逆に音が悪いと練習自体が嫌になっちゃう。

個人的には音量なんかよりもずっと重視するポイントです。

コントロールがフラットな状態で気に入るものを選ぶ

先ほど「ベースアンプは個性が差がある」って書きましたが、その個性が一番分かりやすいのがアンプのコントロール類をすべてフラットにしたとき。

つまりBASS・MID・TREBLEのツマミが全部センターにきてる状態。コンプやイコライザーがついてたら それもオフにしておきます。

アンプって 置き場所や環境によって音が違って聴こえるので、状況に応じてミッドを上げてみるとかローを絞ってみるとかが必要になってくるんですが、フラットなときの音で気に入る物を選んでおくと イメージとかけ離れることが少なくてすみます。

部屋の置き場所を決めておく

お店でいろいろ見てると、つい予定よりも大きいサイズのものを選んでしまいがち。

でも お店ではそれほど大きく感じなくても、自分の部屋に黒い箱がデーンとあると意外と存在感あるんです。これが。

デカいと邪魔だし掃除の時とか動かすのも大変。

なので、買う前に「部屋のどこに置くか」「練習のたびに移動させるか」などを頭の中でシュミレーションしておくといいです。

あと、置き場所のスペースの寸法はメモしておきましょう。

ベースアンプを選ぶときの注意点:まとめ

性能において「大は小を兼ねる」というのは あながち間違いじゃないんですが、大きすぎると使い勝手が悪くなってきます。

なので「どういった使い方をするのか」というのをまずはっきりさせた上で、

  • 出力(ワット数)の確認
  • 入力端子の数の確認
  • ヘッドフォン端子の有無
  • ヘッドフォンで聴いたときの音
  • 自分のベースとの相性
  • コントロールがフラットな状態の音
  • サイズの確認と置き場所の確保

などをチェックしてみるといいと思います。

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