ベースのドレミの弾き方。指板の場所やオクターブを図解!TAB譜も

ベースのドレミの弾き方のTAB面 練習方法など

ベース買ったら、とりあえずドレミファソラシドは弾けるようにしておきたいですよね。

たかがドレミ、されどドレミ。音楽の基本にして最も大切なメソッド。

「ドレミがあれば何でも弾ける」とあのアントニオ猪木さんも言ってませんでしたっけ?

というわけで今回は、音楽の基本にして最も大切なコンテンツでもあるドレミの弾き方について、初心者さんにもわかりやすく紹介したいと思います。

ベースの指板の場所、指の使い方などを確認しながら一緒に見ていきましょう。

いいかー!行くぞー!

ド・レ・ミ・

ファー!!

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ベースのドレミの弾き方

いつになくテンション高めで始めてしまいましたが、ドレミがものすごく重要というのは本当。

と言うのも、世の中の全ての曲はドレミファソラシド+その間の音の計12音の組み合わせでできてるんです。

つまりドレミファソラシドのポジションを覚えておけば、あとはそれを応用するだけ。

まずはこちらをご覧ください。

ベースとピアノのドレミを比べてみる

ベースのドレミの弾き方01

全=全音
半=半音

ピアノの鍵盤とベースの指板を比べてみると、どちらも「全全半全全全半」という並びになってることが分かりますね。
(ピアノは一見すると均等ですが、全音の間に黒鍵があります。)

ベースは見ての通り、1本の弦だけでもドレミファソラシドを弾くことができます。

でもこれだと早く弾くのはムリ。

それにピアノなら思いっきり手を広げれば何とか1オクターブ押さえられるかもしれないけど、ベースでは絶対不可能。

そこで、他の弦を使ってもっと弾きやすくしてやろうというわけです。

ドレミが弾けるポジションはいろいろあります。順番にみていきましょう。

ベースの指板上でのドレミの場所とTAB譜

基本ポジションパターンA(3弦3Fスタート)

最も基本的なドレミファソラシドのポジションです。「人」とか「中」って書いてるのは指のことね。

ゆっくりで良いので「ド」から順番に弾いてみて下さい

ちなみにこれCメジャースケールっていうんですが、この位置関係さえ覚えておけば、そのままズラすだけで違うキーのメジャースケールになります。

ベースのドレミの弾き方02

3 3F 中指
3 5F 小指
2 2F 人差し指
ファ 2 2F 中指
2 2F 小指
1 2F 人差し指
1 4F 薬指
1 5F 小指

基本ポジションパターンB(3弦3Fスタート)

もう一つのドレミファソラシドの運指パターン。

結構ストレッチがきついと思いますが、最後の「ド」が中指で終わるので、さらにその上の音に移行しやすいと言うメリットがあります。

ベースのドレミの弾き方03

3 3F 人差し指
3 5F 中指
3 7F 小指
ファ 2 3F 人差し指
2 5F 中指
2 7F 小指
1 4F 人差し指
1 5F 中指

基本ポジションパターンC(開放弦を使用)

おそらく一番簡単なドレミファソラシドです。最初はこれから始めてもいいかも。

ベースは普段から開放弦をよく使います。

ギターに比べてフレット間が広いのと弦のテンションが高いため、手の小さな人だとローポジションでストレッチしながら押弦するのは結構キツイんですよね。

そこで、開放弦をうまく使ってやる事で運指がグッと楽になります。

あと、開放弦を弾いてるはときは弦を押さえてなくていいのでポジションの移動もスムーズ。

ベースのドレミの弾き方04

3 3F 中指
2 解放
2 2F 人差し指
ファ 2 3F 中指
1 解放
1 2F 人差し指
1 4F 薬指
1 5F 小指

基本ポジションパターンD(4弦8Fスタート)

一番最初に紹介した運指(基本パターンA)を、そのまま4弦から始めるパターン。

ベースのドレミの弾き方05

3 8F 中指
3 10F 小指
2 7F 人差し指
ファ 2 8F 中指
2 10F 小指
1 7F 人差し指
1 9F 薬指
1 10F 小指

基本ポジションパターンE(4弦8Fスタート)

これも「基本パターンA」と同じ運指。
このあたりのポジションになるとフレットの間隔が狭くなってくるので、指のストレッチも多少楽になると思います。

ベースのドレミの弾き方06

4 8F 人差し指
4 10F 中指
4 12F 小指
ファ 3 8F 人差し指
3 10F 中指
3 12F 小指
2 9F 人差し指
2 10F 中指

ドから下降するパターン(3弦3Fスタート)

「ドレミファソラシド」が弾けるようになったら、3弦3フレットの「ド」から始まる下降パターンも弾いてみましょう。

「ラ」は4弦5フレットor3弦開放のどちらでもOK 。

4弦ベースで出せる一番低い音は「ミ」ですが、もっと低い音が欲しいって人は4弦をドロップチューニングするか、5弦ベースを買ってください。
ベースのドレミの弾き方07

3 3F 中指
3 2F 人差し指
4 5F 小指
4 3F 中指
ファ 4 2F 人差し指
4 解放
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ベースのドレミを1オクターブ高い音で弾く

ハイポジションパターンA(3弦15Fスタート)

1オクターブ上のドレミファソラシド。

3弦の15フレットから始めます。

これも「基本パターンA」や「基本パターンD」と同じ並びですね。

ベースのドレミの弾き方08

3 15F 中指
3 17F 小指
2 14F 人差し指
ファ 2 15F 中指
2 17F 小指
1 14F 人差し指
1 16F 薬指
1 17F 小指

ハイポジションパターンB(2弦10Fスタート)

これは「基本パターンB」や「基本パターンE」を変形させたパターン。

2弦10フレットからスタートしるんですが、1弦より細い弦が無いので「シ」と「ド」を弾くために高いポジションを使用。

「ファ」から「ソ」に移動するときの運指を「人→人」とする事で最後の「ド」を小指で終わらせられるようにしてます。
ベースのドレミの弾き方09

2 10F 人差し指
2 12F 中指
2 14F 小指
ファ 1 10F 人差し指
1 12F 人差し指
1 14F 中指
1 16F 薬指
1 17F 小指

ベースのドレミを弾くとき右手の指の動かし方

指弾きの場合、右手の中指と人差し指を交々に、ピック弾きの場合はアップとダウンを交々に動かして弾きます。。これはオルタネイトピッンキングという、ベースを弾くときの基本的な動作です。

場合によっては同じ指で続けて弾きやすかったり、レイキングといって弦3本くらい連続で「タララ」って弾く技もありますが、今から練習するんだったら絶対オルタネイトの癖をつけておいたほうが後々やりやすいと思います。

ドレミファソラシド=CDEFGABC

「ドレミファソラシド」はイタリア語。

これを英語でいうと「CDEFGBC」となります。

実は僕らがバンドで使う場合「ドレミファソラシド」よりも「CDEFGBC」で話すことの方が多いんです。

なので、

「サビの頭のとこのルート、Fで弾いてみて」

なんて言われた時に「は?」ってならないよう、両方をリンクさせて覚えておくようにしてくださいね。

ファ
C D E F G A B

ベースのドレミファソラシドの弾き方:まとめ

ドレミファソラシドはホント重要。

この位置関係を覚えておけば♯(シャープ)や♭(フラット)なんかがついても怖くないです。

♯(シャープ)が付いたら半音(1フレット分)上を弾く
♭(フラット)が付いたら半音(1フレット分)下を弾く

ドレミファソラシドを覚えただけで色々弾きたくなるし実際に弾けるようになります。

ぜひ頑張って覚えて下さいね。

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