ベースのチューニングが合わない。うまくいかない時のずれる原因と対処法。

ベースのチューニングが合わない チューニングについて

ベースのチューニングが合わないで困ってませんか?

やり方が悪いのか?チューナーが壊れているのか?はたまたベースがおかしいのか?

慣れないうちは、なぜうまくいかないのか、その原因自体が絞りきれず途方に暮れてしまうことも。

今回は、チューニングが合わないときの原因と対処法を 症状別にまとめてみました。

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ベースのチューニングが合わない

基本的なチューニングの方法については以前の記事でもご紹介してきました。
やり方自体がよく解らないって方は、まずこちらをチェックしてみてくださいね。

いや、チューニングのやり方は解ったんだけど、やっぱりうまくいかなくて・・・

一口にうまくいかないって言ってもいろんなパターンが考えられるので、まずは基本的なところから見ていきましょう。

チューナーに文字が表示されない・針が動かない

ベース側のボリュームを上げてない

単なるうっかりミスだけど、実はこれよくやりがち(笑)。いやホント慣れててもつい忘れちゃう。

チューナーのOUTPUT側にベースのシールドを差してる

いわゆる勘違いってやつね。「まさかw」って思うかもしれないけど、その「まさか」があるんです。ちゃんとINPUTに差しましょう。

シールドがしっかり刺さってない

これもうっかりミス。横着して片手でやるとおこりがち。根元までカチッとね。

チューナーに電池が入ってない

電池の存在を忘れてるパターン。新品のチューナーには多分電池はセットされてないはずなので、裏蓋を開けてチェックしてみてください。

チューナーの電池が切れてる

MICモードにして反応がなければ電池切れの可能性大。新しい電池に交換しましょう。

ベースの音がチューナーと合わない

チューナーの内蔵マイクを使っている

チューナーの内蔵マイクを使ってチューニングしている場合は他の音を拾ってる可能性大。チューナーアプリとかも同様。
チューナーの表示が安定しないときは、なるべく静かな状態で行ってみてください。

弦の巻きが足りてない

弦がユルユルだとチューナーが音を拾ってくれないし、一瞬拾ったと思ってもすぐに減衰します。慣れないうちは弦の巻き加減とかわかりづらいと思うけど、まずはチューナーが安定した反応を示すまで 弦を思い切って巻いてみてください。

ネックが逆反りして弦がフレットに当たっている

ネックが極端に逆反りした状態で弦を巻いていくと、強制的に弦がフレットに押し付けられてしまうことがあるんですね。つまり解放を弾いてるのに どこかのフレットに当たっちゃてる状態。

ベースのネックが逆反りこうなるといくら弦を巻いてもチューナーの表示は思うように変わってくれないし、変わらないもんだから弦をどんどん巻いちゃって切ってしまうことも。

ネックを横から見て弦とフレットの間に隙間がない部分があればネックが反ってるのが原因。

トラスロッドを調整することで直せることもありますが、自信がない場合は楽器屋さんにベースを持ち込んで診てもらいましょう。

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クリップ式チューナーを使っている

クリップ式チューナーは外部の音や振動を拾いやすいので、ひょっとしたら他の振動などに反応してしまってる可能性あり。

あと、ボクの持ってるクリップチューナーは見る角度によっては表示がヒジョーに見づらい。最初、いくら弦を巻いてもデジタル表示が「日」にしかならなかったので「絶対に壊れてる」って思ってたら、デジタルが全て表示されてる状態でしたw

一旦は合った音がすぐに狂う

弦が新しい

交換したばかりの新しい弦はかなり伸びるので、なかなか安定せずにすぐに狂ってしまいます。

4本全部の弦を合わせ終わった時点でもう最初の弦がズレてるとか、1曲弾き終えたらズレてたとか、昨日合わせたはずなのに今日弾こうと思ったらズレてたなんてのは普通。

特にペグに巻き付いてる部分の弦がたるんでたり、微妙に重なって巻かれてたりすると、弾く度にずれて音が変わります。
新たに弦を張り換えるときは右手で弦を引っ張って伸ばしながら張るとか、ナットとペグの間の部分をグイッと押し付けながら張ると狂いにくくなります。

特にライブ前に新しい弦に張り替えるときとか これやっとかないと本番でチューニング狂いまくって苦労します。

ペグが壊れてる

ベースを倒してペグがダメージを負ってしまった場合、もしくは粗悪なペグの場合、弦の張力に負けてジワジワ戻ってしまうってケースも。
残念ながら、もうこれはペグを交換するしかないです。

ポジションによってチューニングがずれる

オクターブチューニングが合ってない

チューニングしたはずなのに弾くポジションによって音がズレると言う場合、オクターブチューニングが合ってないのかもしれません。

自分で調整する自信がない場合は、楽器屋さんでやってもらうのがベター。

弦高やネックに問題がある

極端に弦高が高かったりネックが順ぞりしてる場合、押弦すると弦が引っ張られて音がシャープします。

ベースのネックが順反りネックの反りはトラスロッドで調整できるけど、弦をゆるめた状態で真直ぐにしても 弦を張るとまたネックは動くので意外に難しいです。

さらに弦高はナットやブリッジによっても変わってくるからトータルで調整してやる必要があるんですがこれがなかなか大変。

プロにまかせるほうが間違いないです。

フレット音痴になっている

オクターブ調整をしっかりしたにもかかわらず、それでも合わないポジションがあるってときはフレット音痴の可能性あり。
フレット音痴ってのはフレットの打ち方やネックにねじれ等があるときにおこる症状。

素人では手に負えないので、信頼出来る楽器屋さんかリペアショップに持っていって診てもらいましょう。

ベースのチューニングがうまくいかないとき:まとめ

チューニングは楽器を演奏するための基本中の基本って言ってもいいくらい大事。

音がズレてるといくら頑張って弾いても上手には聴こえない。音痴なボーカルの熱唱と同じで聴いてて辛い。

テクニック以前の問題なのでチューニングだけはバシっと合わせておきましょう。

さらに言うと、チューニングメーターだけに依存しすぎると実際の音のズレに鈍感になるので、できれば音を聴いてのチューニングに慣れておく事をおすすめします。

音感も鍛えられて一石二鳥ですよ。

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