ベースのドレミの場所の覚え方!毎日2分弾くだけでポジションが頭に入る練習方法!【TAB譜あり】

ベースのドレミの場所の覚え方 練習方法など

ドレミは音楽の基本。「あいうえお」を使って言葉を話すように、ドレミファソラシドを使えば曲を弾くことができます。

でも、どの位置にどの音があるのかがパッとわからないと、たどたどしい演奏しかできないですよね。

そう、スムースに弾くためにはドレミと指板の位置をリンクさせて覚えておく必要があるんです。

そこで今回は、弾くだけで簡単にドレミの場所が覚えれらるベースの練習方法をご紹介したいと思います。

TAB譜を見ながら簡単な曲を弾く、というのを続けるだけでポジションが頭に入りますよ。

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ベースのドレミの場所の覚え方

ベースで「ドレミファソラシドって弾けます?

まあ初心者の方でも半分くらいの人は弾けるかもしれませんね。

でも「ファ」とか「ラ」って言われて、即座に指板上の場所が答えられかと言われたら、ちょっと難しくなります。

「えっと、、ドがここだから、ドレミファでファはここ、ドレミファソラだからラはここ」

という感じで、ドの音から順番に数えていかないとわからないって方も多いんじゃないかと思います。

これは音名と指板との位置関係が一致していないことが原因。

ピアノのような鍵盤楽器だと、音の並び方が1オクターブごとにまとまってるので視覚的に覚えやすいんですが、ギターやベースの場合はパッと見ただけでは正直分かりづらいです。

重要な音は7つ

1オクターブは12音で構成されてるんですが、重要なのはそのうちの7つ。
それがドレミファソラシです。

残りの5つは、7つの音の間に入る音なので7つを覚えれば必然的に分かります。

この7つの音を覚えるためにおすすめなのが、次章で紹介する曲です。

7つの音を簡単に覚えられる曲

ドレミファソラシを使いつつ、シャープやフラットは使っていない、なおかつ簡単で誰もが音名で口ずさめるくらい有名な曲として選んだのがコチラ。

・カエルの合唱
・チューリップ
・きらきら星
・バイエル46番

ガッカリした人、すみません。でも全然ふざけてませんし真剣です。

これを通常の練習の前に、ウオーミングアップを兼ねて弾いてみてください。

弾くときのコツ

弾くときのコツとしては、

1.音名を口ずさみながら弾く
2.指板を見ながら弾く
3.いろんなポジションで弾く
4.メトロノームに合わせて弾く

4のメトロノームに関しては今回の趣旨と関係ないのですが、どうせ弾くならメトロノームに合わせた方がリズムキープのトレーニングにもなって一石二鳥です。

これらを続けることで指板上のドレミの位置を覚えることができます。つーか勝手に覚えます。

テンポは「♩=120」でOK。最初はもっとゆっくりでもいいです。

♩=120なら

・カエルの合唱/8小節→16秒
・チューリップ/12小節→24秒
・きらきら星/12小節→24秒
・バイエル46番/16小節→32秒

合計で96秒、インターバル入れても2分、ポジション変えて弾いたとしてもまあ5分もあれば終わります。

逆にそれ以上やってもダルいだけなんで、ちゃちゃっと弾いてちゃちゃっと終わらせましょう。

次章でそれぞれの曲のTAB譜をのっけておきます。

一応こちらベースブログなんで、五線譜はヘ音記号、タブ譜は4本で記載してます。なのでギターの人は3〜6弦という解釈でお願いします。

ちなみに4曲とも4分の4拍子、キーはCに統一してます。

開放弦を使っていないので指のストレッチがきつく感じるかもしれないですが、続けてると徐々に慣れてきます。

ではいってみましょう。

ベースで カエルの合唱

たしか幼稚園くらいで習う曲ですね。

歌詞ではなく「ド~レ~ミ~ファ~ミ~レ~ド〜」という感じで、音名を歌いながら弾いてみましょう。

|ドレミファ|ミレドー|
|ミファソラ|ソファミー|
|ドードー|ドードー|
|ドドレレミミファファ|ミーレードー|
 
ベースでカエルの合唱のTAB譜

ベースで チューリップ

「さいた〜さいた〜」のチューリップです。これも特に難しくはないと思います。

|ドレミー|ドレミー|
|ソミレド|レミレー|
|ドレミー|ドレミー|
|ソミレド|レミドー|
|ソソミソ|ララソー|
|ミミレレ|ドー  |
 
ベースでチューリップのTAB譜
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ベースで きらきら星

「きらきらひかる〜、おそらのほしよ〜、フフフフフフフ〜」と、そのあとの歌詞がわからない「きらきら星」です。

|ドドソソ|ララソー|
|ファファミミ|レレドー|
|ソソファファ|ミミレー|
|ソソファファ|ミミレー|
|ドドソソ|ララソー|
|ファファミミ|レレドー|
 
ベースできらきら星のTAB譜

ベースで バイエル46番

クラシックピアノやってた人にはおなじみ、やってなかった人でも一度は耳にしたことがある曲じゃないでしょうか。

知らないって人のために、参考Youtubeのっけておきます。

Beyer Piano 46 バイエル ピアノ教本 楽譜

ピアノ曲なので、今回ベース用に鍵盤の右手と左手をミックスさせて譜面にしてます。

8分音符主体の曲なので、先の3曲に比べると難易度は高いです。

いきなり♩=120はキツイと思うので、最初は♩=90くらいからスタートしてみてください。

|ドレミファソファミレ|ドレミファソー|
|ファミレミファーソー|ミレドレミー|
|ドレミファソファミレ|ドレミファソー|
|ファミレミファミレソ|ドミソミドドレミ|
|ファミレミファーレー|ミレドレミードー|
|レミファレミレドミ|レミファミソファミレ|
|ドレミファソファミレ|ドレミファソー|
|ファミレミファミレソ|ドミソミドー|

 

ベースでバイエル46番のTAB譜

まだまだあるベースのドレミの位置

ベースの指板上にはたくさんのドレミがあります。

いろんなポジションで弾くことで多くのドレミの位置を覚えることができます。

その他のポジションが知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。

ベースのポジションの覚え方:まとめ

こういう地道な練習ってめんどくさいと言うか しんきくさいと言うか、ぶっちゃけもっとカッコいいフレーズ弾いてる方が楽しいわけです。

でも、楽しい練習の前に、たった数分これを弾くだけでドレミが身につけばいいと思いませんか?

今回の趣旨は「ドレミの位置を覚えること」なので「弾くこと」自体に意味があるんですが、さらに、

  • 開放弦を使って弾いてみる
  • 1オクターブ上で弾いてみる
  • 雑にならないように 一つ一つの音を丁寧に弾く
  • 指のストレッチを意識しつつ、音がとぎれないように弾く
  • すこしずつテンポを上げてみる

などなど、工夫次第でその他のテクニックも付加的に身についてしまいます。

初心者のときにする地道な基礎練は必ず今後の上達の手助けになりますので、ぜひ頑張ってください。

以上、ベースのドレミの位置を簡単に覚える方法でした。

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