ベースを弾くとき、ストラップの長さって気になりません?
長めにするも短かめにするも好みの問題とはいえ、やっぱり身長とのバランスっていうのがありますよね。
男性、女性、大柄な人、小柄な人など、身体のサイズがそれぞれなのに対し楽器の大きさはほぼ同じなんだから見え方も違って当然。
自分がイメージする「かっこいいベースの高さ」が客観的に見てどうなのか?
今回は「身長とベースを持つ位置とのバランス(ストラップの長さ) について検証してみたいと思います。
ベースのストラップの長さを身長別に検証してみる
日本人の20~50歳までの平均身長は、
- 男性=約171cm
- 女性=約158cm
以上をふまえ、
男性=180cm・170cm・160cm
女性=170cm・160cm・150cm
のそれぞれ3パータンで検証してみたいと思います。
ちなみにベースは通常のロングスケールのジャズベース(約120cm)を持った場合を想定しています。
ストラップの長さについては画像左から、
- 長め=ネックプレートが股間
- 普通=ネックプレートがへそ
- 短め=ネックプレートがみぞおち
となってます。
ネックプレートってのはベース裏面にあるボディーとネックの接合部分のことデス。
ちなみに男性と女性の画像は、加工自由の無料画像サイトからいただいてまいりました。
モデルの方、好き勝手に伸縮させてもらってすみません。
身長180cmの男性の場合
手も長いでしょうから、低めに持ってもそれほど無理なく弾くことが出来そうです。
身長170cmの男性の場合
身長160cmの男性の場合
見た目のバランス的にもやっぱり普通くらいの高さがベストでしょうか。
身長170cmの女性の場合
身長160cmの女性の場合
身長150cmの女性の場合
まあ弾きやすさを考えるとミディアムスケールやショートスケールがおすすめなんだけど、これはこれで可愛く見えるから不思議。
重いのさえ我慢できるのなら、小柄な女性のロングスケール、アリですね。
同じ身長で体型が違うとどう見えるのか?
ここまで身長別に見てきましたが、悲しいかな同じ身長でも体型が違うと自分のイメージ通りにはならないかもしれません。
- 顔デカめ
- 手足短め
- 肩幅広め
- 腹出ぎみ
- etc.
これを個性と言います。
全てのパターンを検証するのは大変なので、ありがちな体型の違いで比較してみました。
えーつまり、痩せ型・標準・小太りです。
少々極端ですが とりあえず参考までに。
体型別見え方の違い(男性170cm)
体型別見え方の違い(女性160cm)
子どもっぽく見えるからかもしれないけど、何だろう?アンバランスな可愛さってのがある気がします。
ベースを持つ位置と体型による見え方の違い:まとめ
今回比較用サンプルとして使用したフェンダーのエレキベースですが、もともと身体の大きな外人向けのサイズで設計されてるため、やっぱり平均的な日本人体型には少々オーバーサイズな感は否めません。
特に小柄な方や細身の方はストラップの長さ以前に楽器の大きさとのバランスが気になるところだと思いますが、かかとの高いブーツを履くなどすれば ある程度解消できるんじゃないでしょうか。
あと、構える位置によっては手が辛いとかあるかもしれないですが、あくまでベースを持つ位置による見え方の違いについての検証なので、弾きにくさはとかは考慮してません。
「このくらいの体型で このくらいの位置に構えると大体こんな感じになる」といった参考程度にしてもらえれば幸いです。
コメント