ベース初心者セットは、これからベースを始めようとしている人にとっての強い味方。
でも値段ってまちまちだし相場なんてあって無いようなもの。
同じ価格帯でもベース本体のメーカーが違ったりセット内容が違ったり、結局どれを選べばいいのかわからずに悩んでる方も多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は、5万円以下で買えるベース入門セットを、独断と偏見で選んでみました。
値段は安いけど中身はメチャクチャ充実してますよー。
ベースの初心者セットでおすすめもの!5万円以下で4選!
初心者セット、いわゆる入門セットってやつですが、これが値段の割になかなか良くできてます。
もちろん良くない評価もあるけど、何十万もする楽器と比べるのは野暮ってもの。
予算がなくても音楽を始めることができるって言うのは十分に価値のあることです。
もしボクが全くの初心者で、お金も予備知識もなくイチからベースを始めるんだったら、やっぱり入門セットを買うと思います。
で、「どの入門セットがいいんだろう」と悩んでるとして、今の自分ならこれをオススメするかな、というのを選んでみました。
なお、初心者セットといっても1万円台~10万円以上するものまでと結構相場が広いので、今回は5万円以下というラインで設定してみました。
というわけでボクがおすすめするベース入門セットは以下の4つ。ちなみに、それぞれに優劣はなく 予算にあわせて4種類選んでます。
1万円台の入門セット
いやもう、このセットが1万円代で買えるって、信じられます?
極力無駄をなくすためスタンドやヘッドホンなどを省いたセット内容となってますが、少しでも予算を安く抑えたい方にとってはむしろありがたい取捨選択です。
ベースのブランドはセルダー。
セルダーといえばフォトジェニック、レジェンドと並んぶ激安界の勇。
ローコストベースの中でもさらに最安値帯に属するモノですから、そりゃあ細かく見ていけば正直チープなところもありますが、初心者の方は気にもならないでしょう。
そんなことよりも、この値段でベースを始めることができるという幸せを噛みしめるべきです。
想像してみてください、これをネットでポチした数日後にはベースを肩から下げてアンプからボンボン音を出すことができるんですよ。
すごい世の中になったものです。
価格:17,100円(税込)
・ベース(セルダー JB-30)
・ソフトケース
・アンプ10W(フォトジェニック)
・チューナー/クリップ式
・ストラップ
・シールド/3m
・ピック/2枚
・ピックケース
【エレキベース入門セット】SELDER PB-30/JB-30
2万円台の入門セット
バッカスといえばビギナー用からハイエンド用までを幅広く扱っているメーカーで、その作りの良さには定評があります。
個人的にもすごくいい印象を持ってまして、そのバッカスのベースのセットなんだから見過ごせるわけがありません。
オーソドックスなジャズベタイプなんですが、バッカスのベースはヘッド形状がオシャレだしロゴもかっこいい。こういうの重要です。
セット内容についてですが、通常のアンプではなくヘッドフォンアンプがセットになってうのが特徴的ですね
自宅では大きな音が出せないという人にとって、このチョイスは大正解です。
価格:25.080円(税込)
・ベース(バッカスBJB-1R)
・ソフトケース
・ヘッドホンアンプ(VOX amPlug2)
・チューナー(コルグ)
・ストラップ
・シールド/3m
・ピック/2枚
・ベース弦(045-105)
・ヘッドホン
・ポリッシュ
・クロス
・スタンド
VOXのanPlug2については別記事で詳しく紹介してますので、よろしければそちらも参考にして見てください。
3万円台の入門セット
基本的に前出の「2万円台」と同じ。値段的にも限りなく2万円台に近い3万円台となっております。
違うのはベースのグレードがアップしてるところ。
同じバッカスのジャズベモデルでも、こちらは上級グレードのWOODLINEシリーズと同じディンキーシェイプになってます。
あ、ディンキーシェイプってのはボディが少しスリムなデザインになってるタイプのこと。取り回しがいいし見た目もスタイリッシュ。
あと、このアッシュ材の木目がはっきりと見える仕上げってのも高級感があっていいですね。完全に個人的な好みですが。。。
価格:30,580円(税込)
・ベース(バッカスWJB—400R)
・ソフトケース
・ヘッドホンアンプ(VOX amPlug2)
・チューナー(コルグ)
・ストラップ
・シールド/3m
・ピック/2枚
・ベース弦(045-105)
・ヘッドホン
・ポリッシュ
・クロス
・スタンド
4万円台の入門セット
これもセット内容は前出の2つと同じなんですが、なんとベースがヤマハの BB234です。
個人的な話で恐縮ですが、僕は今でこそジャズベ派なんですが、元々はBBへのあこがれが強く、一時期はシリーズを3台も所有してたくらいこのBBという楽器には思い入れがあるんです。
ヤマハのBB特有のデザイン、ゴリっと図太いサウンド。プロのベーシストからも絶大なる支持を集めていたモデルでした。
それが今やこんな値段で手に入るなんて。
安いといっても そこはさすがヤマハ、作りの良さにおいて妥協は感じられません。
ロックをやるならかなりハマると思いますよ。
価格:48,180円(税込)
・ベース(ヤマハBB234)
・ソフトケース
・ヘッドホンアンプ(VOX amPlug2)
・チューナー(コルグ)
・ストラップ
・シールド/3m
・ベース弦(045-105)
・ヘッドホン
・ポリッシュ
・クロス
・ピック/2枚
・スタンド
今回これらのベースを選んだポイント
ピックアップが2つ
ベースの王道といえばジャズベ(ジャズベース)とプレベ(プレシジョンベース)。まあ今回はヤマハBBシリーズも入ってますが、これらの大きな違いはピックアップ。
プレベのような1ピックアップもいいんですが、1本目に持つベースとしては2ピックアップのものをおすすめしたいです。
2ピックアップは1ピックアップに比べてサウンドバリエーションの幅が広いので、自分がどういった音が好みなのかを この最初のベースで見極められるんじゃないかと思うんですね。
それを2本目のベース選びにぜひ生かしていただきたいなと。
もちろん「プレベのデザインが好き」「好きなベーシストがプレベ使ってる」といった理由があるならそっちを選んじゃって全然OK。
見た目やイメージってすごく大事ですからね。
カラーリングが素敵
カラーリングは楽器選びの楽しみの一つ。とにかく色で音は変わらないんで完全に好みで選んじゃってOK。
今回選んだベースは完全にボクの好みなので、そこは気にしないでください。
それにしても最近のベースはカラーバリエーションが豊富で選ぶのも楽しいですね。
他のメーカーの入門セットはダメなの?
今回3つのメーカーのものをセレクトしましたが、それ以外のメーカーがダメってわけじゃないです。
他にもロープライスでなかなか良いのを出してるメーカーもあるので誤解のないように。
例えばアイバニーズやフェルナンデスとかもすごくいいと思います。
逆にもう少し予算をかけるならスクワイヤーのセットなんかもおすすめ。
スクワイヤーといえばフェンダーの廉価版ですが、さすがに作りはしっかりしてます。
今は大抵どこの楽器屋さんでも入門セットを扱ってますが、ベースのメーカーや付属品の内容はお店によって違ったりするので、いろいろ探してみると楽しいですよ。
ちなみに、初心者セットっていうだけでボロクソに言う人も多いけど、値段でしか判断出来ないって悲しい。音楽の本質はそこじゃない。
そりゃ値段が安いんだから多少作りが粗いのは仕方ないし、でも安いからこそ初心者でも気軽に買って始めることができる。それが初心者セットなんです。
楽器なんて楽しむための道具。ぜひそのベースを使い倒してバリバリ腕を磨いてください。
まとめ
5万円以内で買えるベース入門セットをセレクトしてみましたが、それにしても昔では考えられないくらい安くてびっくりです。
正直これで利益出てるのかと心配になりますが、でもこうやって売ってるんだから、ちゃんと商売は成り立ってるってことでしょう。
まあ楽器の値段なんてピンキリですし、上を見ていくとキリがないので、まずは予算で買える範囲のものを選んでおいて、長続きするようなら次にステップアップしてみるというのも悪くないと思いますよ。
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