上手いと言われるベーシストは男性だけではありません。世界には超絶技巧な女性ベーシストも数多く存在するのです。
しかも単に「ベースが上手い」というだけでは収まりきらないほどクリエイティブで音楽性に満ち溢れてます。
ちうわけで今回は、海外の凄腕女性ベーシストをピックアップ。
自信喪失覚悟でご覧ください。
ベースが超絶上手い女性たち【洋楽編】
モヒニ・デイ(Mohini Dey)
インド/マハーラーシュトラ州ムンバイ出身
もうね、衝撃ですよ。
「モヒニ、ハンパないって!」と思わず叫びたくなるくらい超絶テクかましまくります。
インド出身の彼女、なんでも3歳からベースを始め、10歳で世界中のコンサートやレコーディングに参加してたんだとか。
さらにはスティーブ・バイとフェスで共演するなど、ぐんぐん知名度アップ。
そしてなんとなんと、2019年に日本のロックバンドの雄、B’zのツアーサポートベーシストとして参加。
日本のコアなB’zファンにもその名を知らしめることになります。
タル・ウィルケンフェルド(Tal Wilkenfeld)
オーストラリア/シドニー出身
美人ベーシストのタルちゃんです。
最初に知ったのはが彼女がまだ20歳そこそこの頃。こんなに若くて可愛い女の子が、まるでジャコのように弾くもんだから、こりゃまた凄いのが出てきたなーとビックリでした。
その後もチック・コリアのツアーに参加するなど、メキメキ名を上げていきます。
まあでも きわめつけはジェフベックバンドへの加入ですね。
「そんなことより、全然音が耳に入ってこない!」って人も多いとは思いますがw
サングラス越しのジェフ・ベックも心なしかいつもより嬉しそうです。
ロンダ・スミス(Rhonda Smith)
女性ベーシストといえば、このロンダ嬢を忘れちゃいけません。
10年間もプリンスのツアーミュージシャ務めたというだけあって、その実力派折り紙つき。
そして2012年には、なんとあのジェフ・ベックのグループに参加。
ジェフ・ベックのベーシストといえばタルちゃんを思い浮かべる方も多いと思うんですが、ロンダ嬢はその後任という形で参加してます。
ジェフは女性ベーシストが好きなんでしょうか?
キンガ・グィク(KINGA GŁYK)
ポーランド出身
新進気鋭の美人女性ベーシスト。
同国ポーランドのベテランピアニスト、アダム・マーコヴィチュからも高い評価を受けてます。
で、若干18歳で自身のソロアルバム「Rejetracja」をリリースしたわけですが、とても18歳やそこらとは思えないくらい音楽性が成熟してるんですよ。
一体どういう人生を歩んできたら このような表現ができるんでしょうか?
自分の18歳の頃のアホさ加減と比べるともうなんか情けなくて。
この難曲をミアコベースで弾くという、とんでもない荒技。
これがまた不思議なくらいハマってるんですよね。もうジャコもびっくりです。
この振り幅の広さからも、彼女の音楽性の広さがうかがえるというものです。
ジョアンナ・ドゥコフスカ(JOANNA DUDKOWSKA)
たまたまYouTubeで見つけました。
調べたけど情報があまりなくて、名前からしてポーランドかチェコあたりの人でしょうか?
海外の凄腕女性ベーシスト:まとめ
今回こうして記事を書きつつ あらためて動画を見返して見ましたが、いやはやもう凄いとしか言いようがありません。
この華麗なるテクニックを身につけるために、一体どれだけの練習をこなしてきたんでしょう。しかも当時はみんな20歳そこそこってのが驚きです。
自身のボキャブラリーが貧困なためこの感動を伝えきれないのがもどかしい。
それはそうと、キンガ・グィクはYouTube動画がきっかけで一気にブレイクしたんですよ。ひょっとしたら最後のジョアンナ・ドゥコフスカもそうかもしれません。
この世の中にはまだまだ知られていない凄腕ミュージシャンがいっぱいいるんでしょうね。
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