ベースのアクティブとパッシブの見分け方。見た目の違いはココ!

アクティブとパッシブの見分け方 ベースの種類・パーツ

ベースにはアクティブとパッシブがあるのはご存知の通り。でもその見分け方となると「よーわからん」って方も多いはず。

ひょっとすると、今自分が持ってるベースがどちらか知らないって人もいるかも。

そこで今回はアクティブベースとパッシブベースを見分ける方法をご紹介したいと思います。

パッと見は同じでも よく見るとちょっと違う部分があるんです。

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ベースのアクティブとパッシブの見分け方

アクティブとパッシブの違いは、簡単に言うと電池(バッテリー)を使ってるか使ってないか。

アクティブサーキットと呼ばれる内蔵型プリアンプやバッファーアンプ、アクティブ

ピックアップ などを駆動させるためには、9Vバッテーリー(あの四角い電池ね)が必要なんですね。

9ボルトバッテリー

つまり見分け方としては、

ベース本体に電池が内蔵されていればアクティブ、無ければパッシブ。

じゃあその電池はどこにあるのかって言うと、

  • ベース裏面の電池ボックス
  • ベース裏側のキャビティ内部
  • コントロールプレートの中
  • ピックガードの下のスペース

など、普段目につかない場所に格納されてます。

とりあえず順番にいってみましょう。

ベース裏側のバッテリーボックス

バッテリーボックス

バッテリーボックスは9V電池を入れるためのものなので、これがあれば ほぼ間違いなくアクティブ。

「ほぼ」って書いたのは、中古ベースで 前オーナーがサーキットを取っ払ってパッシブに改造している可能性が無いとは限らないので。

ベース裏側のキャビティプレート

キャビティプレート

元々アクティブとして販売されているベースは、メンテナンス性を考慮して電池ボックスもしくはキャビティ内に電池を収めてます。
なので、ベースの裏面にキャビティプレートがあったらアクティブの可能性大。

ただ、パッシブにも関わらず将来的なアクティブ化を見越して最初から大きめのキャビティスペースを設けてるケースもあるので(中はスカスカ)、もし裏側にキャピティプレートがあったとしても100%アクティブとは限りません。

コントロールプレートの中orピックガードの中にバッテリー

ジャズベース のコントロールプレートの中

バッテリーボックスもキャピティプレートも無い、一見パッシブかと思うようなベースでも、実はアクティブと言うケースもあります。

中古ベースの場合ですが、前オーナーがアクティブ化の際、電池を収めるのにコントロールプレート内部やピックガード下のスペースを利用してることがあるんですね。

新品で最初からここに電池が入ってることはまず無いです。

この画像は以前、ジャズベのピックアップをEMGに交換したときに撮影したものです。
ボディをザグりたくなかったったんで、コントロールプレート内部に電池を押し込みました。

これだとパッと見はパッシブと変わりません。

(画像はピックアップ交換前)

コントロールのツマミが4個以上ある

アクティブのコントロールノブ

通常パッシブベースのコントロールは大体3つくらい。これが4つ以上になるとアクティブである可能性がグッと高くなってきます。
もちろんアクティブで3つとかパッシブで4つってのもあるんですが、割と珍しいかな。

でも5個以上あったらアクティブと思ってまず間違いないです。

ミニスイッチが付いてる

コントロール近くに小さなスイッチが付いてたら、多分それはアクティブとパッシブを切り替えるためのスイッチ。

ピックアップ自体がアクティブってことも

EMGピックアップ

ピックアップの中に直接電子回路を組み込んだ、サーキット不要のアクティブピックアップ(EMGが有名)ってのもあって、これだとサーキットが入ってないにもかかわらずアクティブです。
これも同じく電池駆動なので9Vバッテリーはどこかに必ず入ってます。

仕様からアクティブかパッシブかを判断する

通販でベースを買う場合、アクティブかパッシブか気になりますよね。

パッシブの場合はわざわざ「パッシブ」とは書いてないけど、アクティブの場合は仕様の欄に「アクティブ」と表記してる場合がほとんど。

もしアクティブと記載がなくても「Control(コントロール)」というところに、

  • 2band EQ(2バンド イコライザー)
  • 3band EQ(3バンド イコライザー)
  • Preamp(プリアンプ)

などの記載があればアクティブ決定。

あとPickup(ピックアップ)が「EMG」ならアクティブの可能性大。EMGはアクティブピックアップの代名詞的存在です。

ただし、EMGの中でもJV52とJHZってやつはパッシブモデルです。

電池が入っててもアクティブじゃ無い事もある

例外なんですが、ごく稀に、ポジションマークをLED化するためだけに電池を使ってるってことがあります。

バテリーボックスがあるのにパッシブという、なんともまぎらわしいケースです。

そこまでハイテクにするならアクティブにすればいいのにって感じですが。

まとめ

えー、まとめておきます。

アクティブとパッシブの大きな違いは電池の有無。
見分けるための特徴としては、

  • 電池ボックスがある
  • キャビティカバーがある
  • コントロールプレート、もしくはピックガードの中に電池が入ってる(開けないと分からない)
  • ツマミが4つ以上ある
  • ミニスイッチが付いてる
  • カタログなどの仕様に「EQ」「Preamp」とある
  • ピックアップがEMG (※一部パッシブのモデルもあり)

こんな感じデス。

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