アクティブベースの電池の寿命って?電池切れの症状と交換時期のお話

アクティブベースの電池の寿命や交換時期 ベースのアクセサリー関連

アクティブベースを使用されてる方、電池の寿命って気になりません?

ライブ中の電池切れとか絶対に避けたいし、かと言って まだ使えるのに交換するのも勿体ないし。。。

そもそも電池が弱ってきたらどういう症状が出るのか、交換するならアルカリとマンガンとではどっちがいいのか、よくわからんって方も多いのでは。

というわけで今回は、アクティブベースの電池の交換時期などについて書いてみようと思います。

スポンサーリンク

アクティブベースの電池の寿命ってどのくらい?

一般的なアクティブベースの場合、角型電池(9Vバッテリー)が使用されてるケースがほとんどだと思いますが、これが結構長寿命で、大体2000~3000時間くらい持つって言われててます。

たとえば、毎日2時間弾いたとすると一年で約700時間。1回電池交換すると大体3年くらいは持つ計算ですね。

こう聞いて「思ったよりも寿命長いなー」っていう印象受けた方も多いんじゃないでしょうか。

実はボク自身、メインで使用していたアクティブベースの電池が一向になくならなくて、逆に心配になった事があります。(笑)

ちなみにそのベースはパッシブのジャズベースにバルトリーニのTCTプリアンプを組み込んだものです。

あくまで平均なので、使用しているプリアンプの種類などによって多少違ってくるとは思います。

EMGのアクティブピックアッップだとそこまでは長持ちしないですし、あとムーンのアクティブサーキットもあまり持ちが良くないって聞いたことがあります。

ただ、1週間やそこらで無くなったりするものではないのは確かです。

アクティブベースが電池切れしたときの症状って?

電池が弱ってくると、まず音が割れてきます。ノイズを含んだ音と言うか歪んだ音と言うか、軽くディストーションがかかった様な感じ。

で、だんだん音が小さくなってきたと思ったら また大きくなったり、しばらく不安定な症状が続くようになります。

ところが翌日になるとなぜか復活してたりするんですよね。この理由については後述します。

いずれにしても、音が割れだしたら電池切れのサインです。

スポンサーリンク

アクティブベースの電池の交換時期は?

アクティブベースの場合、弾いてなくても ボリュームを絞っていても、ジャックにプラグが刺さっている状態がONです。

それを踏まえて、たとえば電池の寿命を2000時間として計算してみると、

・一日1時間(週に7時間)使用した場合
約2000日=約5年と5ヶ月

・一日2時間(週に14時間)使用した場合
約1000日=約2年と7ヶ月

・一日3時間(週に21時間)使用した場合
約666日=約1年と8ヶ月

・一日中シールド差しっぱなしの場合
約83日=約3ヶ月弱

自宅でしか使わないなら 音が割れてきたら交換でいいし、ライブやリハで使用するなら定期的に交換がおすすめ。

自分のベースの使用状況や使用頻度に合わせて、大体の電池の交換時期を把握しておくと安心ですね。

ただ、これだけ長くもつと 前回交換したのがいつだったかなんて ほとんど覚えてられないと思います。

なので、ボクはバッテリーボックスの裏蓋にマスキングテープを貼って交換した日付をメモしてます。電池に直接マジックで書いておくのもいいかも。

まあ、電池なんてそんなに高くないですし、100均のものでも十分なので、できれば一年に一回交換するとか決めておくのがベター。

アクティブベースで使う電池はアルカリとマンガンどっちがいい?

これはまあ、どちらを使っても問題はないんですが、個人的にはマンガンがおすすめ。

まずアルカリ電池とマンガン電池の違いをサクッと説明しておくと、

・アルカリ電池
パワーがあり長持ちするが、無くなるときは一気に電圧が下がる。あと長期間入れっぱなしの状態だと液漏れしやすい。

・マンガン電池
パワーや持続時間はアルカリに劣るが、無くなり方が緩やか。また、使ってないときに電圧がある程度復活する。

ベースの特性として、
・24時間連続して使用する事はまず無い。
・電池はベース本体に入れっ放し。
・アクティブ回路自体は消費電力が少なく、ものすごく微弱な電流でも動く。
・急に音が出なくなると困る。電池が無くなるときは前兆があってほしい。

つまり、アクティブサーキットで使用する場合、アルカリだとメリットは生かされず、むしろデメリットの方が多いということになります。
前章で「翌日になるとなぜか復活してたりする」と書きましたが、これもマンガンの特徴です。

電池交換の手間を考えるとアルカリの方が良さそうに思うかもしれないですが、はっきり言ってマンガンでもメチャメチャ長持ちします。しかも値段はアルカリの半分くらいですしね♪

ちなみに「アルカリの方が音が力強い」とか「マンガンの方が音抜けがいい」って噂を聞いたので、試しに使い比べてみた事もあるんですが、音量も音質も全く変わりませんでした。

アクティブベースの電池はどのくらいもつのか まとめ

ざっとまとめておきます。

・アクティブサーキットは微弱な電流でも十分動く

・9V電池の寿命は約2000~3000時間

・一日平均2時間の使用だと約2~3年くらいもつ

・電池が消耗してくるとベースの音が割れる

・アルカリよりもマンガンのほうがいい

・モノによって減り方は違うので早めに交換する方が吉

ワンタッチでバッテリー交換が出来るタイプであれば、音が割れだしたら交換というのでもいいですし、ネジで裏蓋を空けないと交換出来ないタイプのものであれば、1年ごと、もしくはライブ前に交換などと決めておくと安心ですね。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました