ベースやギターのストラップ、買ったのはいいけど長さの調節方法がよくわからないってこと、ありますよね。
特に革製のストラップは調節用の金具がついてないものが多いので、簡単に長くしたり短くしたりできないのが難点。
その反面、一度長さをセットすればちょっとやそっとでズレたりしないのはメリット。
というわけで今回は、ストラップの長さを調整するやり方をご紹介したいと思います。
ベースのストラップの長さを調節してみる
ストラップにはいくつか種類があります。
1.バックルみたいな調節用のパーツが付いているタイプ。
(布製のやつに多い)
これはもう説明するまでもなく、ベースのケースやリュックについてるショルダー紐と同じ要領で調整すればOK。
2.ストラップの切れ込みや穴の位置で調節するタイプ。
(革製のやつに多い)
今回解説するのはこちらのタイプ。
各部分を、
- 太ベルト
- 細ベルト
- スリット(調整用の長穴)
- 穴(ストラップピンに通すための穴)
と呼ぶことにします。
ストラップ全体の長さは、太ベルトにあいてるスリット(横長の切れ込み)部分に、細ベルトを通して調整します。
ちなみにこのストラップ、ボクが長年使ってきたやつなので、かなり年季が入ってますがご勘弁ください。
ではいってみましょう!
細ベルトの方には いくつか穴が空いてると思うので、全体的に長すぎたり短すぎたりする場合は、そちらの穴の方で調整します。
もし穴の間隔が広すぎて ちょうどいい長さにならない時は、最初に通すスリットの位置を変えて調節してみましょう。(後述します)
ストラップをできるだけ長くするには
「ストラップをできるだけ長くしたい」という場合は、太ベルトの一番最後のスリットに通します。
1ヶ所しか通ってないので不安になるかもしれませんが、革製のベルトは少々のことでは切れたりしないので安心してください。
(切れる前に穴が広がってきます。)
スタート地点の違い分がそのまま全体の長さの違いになります。

細ベルトの方にもいくつか穴が空いてるので、どの穴をエンドピンに通すかでも長さを調整できます。
細ベルトの先が余って だらしない感じだったら、折り返して2重にしてエンドピンに通すと、抜け落ち防止にもなります。
最初のうちは革が固くて、穴をピンに通すのに苦労するかもしれないですが、使ってるうちに徐々に馴染んできます。
逆に穴がユルユルで心配な場合は、ストラップを固定する専用の留め具があるので、そういうのを利用するといいですよ。
ギターやベース ストラップの長さの調整方法:まとめ
今回ご紹介したタイプのストラップは金具で調整できないので、途中で一旦ベースに取り付けて長さを確認しながら作業をすすめてください。
全部完成してから「ちょっと違うな」となって、また1からってのはめんどくさいですからね。
スリットの位置と、細ベルトの穴の位置をチェックしながら、一番しっくりくる長さに調整しましょう。
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